多文化センターへ韓国語の授業を受けに行ってみた
【韓国に来て3週間ほど経った頃の話です】
まず、私は早期適応プログラムを受けに近くの多文化センターへ行きました。
コロナの真っ最中ということもあり、今後の韓国語の勉強はオンラインで仕方ないかな~とほとんどあきらめていたところ、なんと!!こちらのセンター(더큰이웃아시아)では対面での(オフラインで)授業をしているとのことでした。
現在はコロナのために、多文化センターで行われているほとんどの授業がオンラインで行われています。語学学校や語学院に行けばオフラインのところもありますが、私は経費を節約するために無料の授業を探していました。
また、社会統合プログラム(KIIP)を後ほど受けるつもりでしたが、こちらの授業を受けるまでには事前評価申請→試験→水準発表→授業申請→授業開始・・・と、授業開始までに少なくとも3カ月はかかる見通しでした。
そのため、KIIPが始まるまでの期間を多文化センターで勉強することに決めました。
今日は多文化センターについてお話しします。
1.授業について
こちらでは、社会統合プログラムの教材を使って授業を行っています。社会統合プログラムは1段階~5段階までありますが、こちらでは2段階までの授業を聞くことができます。私は3段階くらいがちょうど良かったのですが、2段階の授業に参加していました。
★火曜日~金曜日まで毎日午前10時から12時まで授業があります。
★先生が曜日ごとに担当されています!話し方、授業の進み方が全く違うので毎日新鮮です。色々な先生に出会えるのでリスニングにもいいと思います。
★そして、先生方はみなさんめちゃくちゃ優しいです。親身になって話を聞いて下さる方ばかりでした。
しかし、色んな話をしてくださるおかげで、世間話で1時間過ぎることもあります。生徒さんも毎日変わるので水準が自分に合わないときもあります。教材をきちんと確実に進めたい方には合わないかもしれません。私はのんびりおしゃべりを楽しんでいました。
★人数は日によりけりですが、3~4人くらいでした。ただ、雨の日は少ない傾向があります!!
1週間ほどマンツーマンが続いたときもありました。寂しいですが、プライベートレッスンとしては最高です!!
タイ・ベトナム・カンボジア・バングラデシュの方がいらっしゃったよ!ここで会った友達とは、今でも一緒に遊んだり、人生相談をしたりできる仲になったよー!
2.異文化交流
オンラインの授業でも同じですが、やっぱり異文化交流が面白いです。韓国ではこんな文化があるけど、日本は?ベトナムは?・・・そんな会話がたくさんです。
友達の国の話に「へ~」と、感心しつつ、同時に私が、我が国JAPANについて知らないことも明るみになり、恥をかいた日もありました。
やはり、何事も勉強し続けなければなりません。
そして、午後からは多文化の子供たちがやってきます。
バイリンガルの子供たちがペラペラの韓国語で会話しながら勉強しています。
3.イベントも
イベントも時々開催されていました。コロナ前は料理教室などもっとたくさんあったそうです。韓国の方も受講できるイベントもあり、何度か参加しましたが気分転換になって楽しかったです。
フラワーアレンジメント・絵本作家の講演会(←ほとんど聞き取れなかったのに質疑応答にあたってしまい、ぎこちない回答にも関わらず絵本をプレゼントしてもらいました。)・パッチワーク…など、定期的に開催されているようです。
韓国の方も受講されているので、韓国語を話す機会にもなりますし、つながれる機会にもなります。
まとめ
やっぱりオフラインで実際に会って授業を受けられるのは面白いです。私は社会統合プログラムの授業が始まるまで、多文化センターでお世話になりました。先生方がみなさん本当に優しく、そんな方たちと毎日会って、話せる場所があるだけでも心の支えになっていました。異国の地で自分の話を一生懸命聞いてくれる人がいるってとてもありがたいことです。オンラインだとそこまで話ができなかったと思います。
今回は、オフラインで受けられる多文化センターについてお話ししました。
今日もありがとうございます♪