韓国の産婦人科文化
この夏にベビちゃんがやってきてくれて、現在、韓国でマタニティーライフを送っています。
ようやくマタニティーライフも楽しめるようになってきたので、今回は韓国での産婦人科文化を少しずつお伝えしようと思います!
韓国の母子手帳は病院で
韓国では超音波検診を受けて、妊娠が確定されるとその日に病院で母子手帳(산모수첩)をもらえます。病院でもらえるので、産婦人科ごとに母子手帳の形態が少しずつちがうようですね。
ちなみに、日本では心拍が確認されたあと、市区町村の役所や保健所に「妊娠届」を提出する際に母子手帳をもらえるそうです。
内容は?
まず、毎回検診を受けるとこのページに、体重・血圧・次の検診日・注意すること(「葉酸飲んでください~」のような…)・ベビちゃんのサイズなどを書いてもらえます。
そして、エコー写真も毎回貼ってもらえます。
その他に、私の通っている産婦人科の母子手帳には…
▶診療案内
▶定期診察 検査内容 / 細部検査項目
▶胎児の成長過程
▶妊娠中の体の変化と注意事項
▶産後調理院の案内
▶マタニティーフォトの案内
このような内容がモリモリ記載されていました。
★妊娠中の検査内容
妊娠中に受けられる検査内容は次の通りです。
検査時期 | 検査項目 |
~10週 | 風疹,感染検査 / 一般血圧検査 |
11週~20週 | 立体超音波検査 / 奇形児検査①② |
21週~28週 | 精密超音波検査 / 妊娠糖尿病検査 / 妊娠中期貧血検査 |
28週~36週 | 血圧検査/心電図検査 |
36週~ | 分娩前検査 |
エコー写真・動画をみられるアプリ【세이베베】
ちなみに、韓国では세이베베というアプリをダウンロードすれば毎回のエコー写真や、エコーの動画まで見れてしまいます‼
診察の時には見逃していたベビちゃんの可愛い瞬間を発見できることもあります。
診察終了後、わずか数分後には携帯で動画をみられるので毎回感動です。
さすが、韓国‼なんでも速いですね‼
保健所では妊婦登録を
さて、母子手帳が発行されれば保健所に行き、妊婦登録をします。
身分証・母子手帳(又は妊娠確認書)が必要です。
特に、病院で案内されるわけではなかったので自分たちで調べたり、友達に聞いたりして行きました。
もらえるものは?
簡単な書類をササっと書けば、登録完了です。
私の地域では、
ベビちゃん用綿棒・バンドエイド・歯ブラシ・葉酸・マタニティーマーク(キーホルダー・車用)
をもらいました‼地域ごとに少しずつちがっているようですね~。
その他には…
- 妊娠初期
- 葉酸(12週まで)
- 妊娠初期検査
- 中期(20週~)
- 鉄分 5か月分
- 出産後
- 鉄分 2か月分
このようなサービスがあるそうです^^
(妊娠初期検査については、保健所では無料でできるそうなのに、私は知らずに病院で有料で受けてしまっていました。残念。。)
2回目の保健所訪問では、鉄分をいただきました~‼
このときも、身分証を出せば、すぐにもらえました^^
ありがたいですね。
妊娠出産支援金(国民幸福カード)
さて、一番大切なのがお金‼お金です。
韓国では妊娠が確認できたら국민행복카드(国民幸福カード)を申請して、支援金をもらいます。
2022年度現在、妊娠出産支援金として、国から100万₩もらえます。現金ではなく、専用のカードにチャージしてもらえるシステムです。
病院や薬局で利用でき、診察のときには「バウチャーで清算します。」と声をかけてから会計をしています。
初めてのことなので0から調べないとわからないことがたくさんありますが、楽しみながら穏やかに過ごしていきたいです~♪