在韓3年目に突入してしまった私の韓国語レベル
勉強してもしても実力が上がっているのかわからない私の韓国語。(勉強したつもりになっているのでしょう。。)在韓3年目に突入したなんて大きな声で言えないレベルです。
それもそのはず。
家ではJLPT N1所有者の旦那様と70%日本語での会話、
仕事は日本語教師として90%日本語での会話。
朝はNHKのニュースから始まり、
夜は日本のお笑い系YOUTUBEで疲れをとる。
そんな生活をしているので…要するに
韓国語を使う割合があまりに少ないのです。
たしかに、ご近所のお姉さんたちや、韓国人のお友達、仕事でお会いした方との会話、お店など外の世界での会話は韓国語で成立しています。困ることやもどかしいことも最近では特にありません。
ですが、スムーズに会話できているかと言われれば決してそうではありません。
もっと、もっとなめらかに、もっと自由に話せるようになりたいのです。
というわけで、無理やり勉強し続ける必要があり、多文化センターの韓国語授業を受け続けています。
韓国文化の授業だと思って受講したけれど…
昨年度はTOPIKⅡの授業をオンラインでとっていてとても勉強になりました。今年もTOPIKの授業を受けたかったのですが、仕事の関係で日程が合わず、고급(高級)クラスの『한국 문화(韓国文化)』の授業を受けることにしました。
受講1週間前に「買っててくださいね~」と言われた教材は

これです。
ん?文化の授業なのに、鳥の物語?
この本で文化を学ぶんか~へぇ~としか思っていなかったのですが、届いた本を開いてみると、やっぱり普通の小説です。
何かおかしいと思い、再度募集案内を見てみると、
『한국 문화(韓国文化)』ではなく、『한국 문학(韓国文学)』と書いてありました。私のミマチガイ><
どうりで鳥の小説を買わされたわけです。
普段、日本語を教えていても小説や物語は擬態語・擬声語、情景描写、独特な言い回しなどが多く、教材の中でも難易度がとても高いのです。
韓国文化に関する授業ならば、多少日常でも耳にしたり、経験のある話を聞けるのかもしれませんが、
文学‼となれば…
本を開けてみても、1ページの中に知らない単語がどれだけあるのか…

悲惨です。
まぁでも、とても有名なお話しのようなので、負担に思わずオフラインを楽しむつもりで受講し始めました。
小説読解の授業はあまりに難しい‼
ところが、久しぶりのオフラインにワクワクできたのも束の間。
授業は難しい、単語はほとんどわからない、予習しなければチンプンカンプン、進度も速い。
宿題では1章ごとの音読→録音、1章ごとの翻訳を課され…仕事の合間にはいつもこの小説を手にしていなければいけない状況に…><

自分のレベルと合っていない授業を受けるとこんなことになってしまう。。と反省。。
もう、来週から行かない!と、何度心に誓ったことか…
でも、始めたからには最後までやり通したい性格なので、意地で今もなんとか通っています。
あまりに難しいので果たして身についているのか分からないくらいですが、それでもお話しの内容は理解できました。韓国の子ども達ならだれもが知っているといわれるこの本。
『마당을 나온 암탉(庭を出ためんどり)』
ストーリーを知れたことはとってもよかったです。
『마당을 나온 암탉(庭を出ためんどり)』
養鶏場で毎日卵を産むだけの生活をしていたにわとりのイプサクは、いつの日か、庭に出て卵を産み、わが子を育ててみたい‼という夢を抱いて生きていた。
ある日、イプサクは裏山に捨てられることでついに養鶏場から出ることに成功し、自由を手にする。しかし、そこには鳥を狙うイタチの存在があった。イプサクもイタチに狙われるが、カモのナグネに命を助けてもらう。
外の世界は自由ではなかったことに気づくがある時、イプサクは捨てられた卵を発見する。生まれて初めて卵を抱くことになるのだが…その卵はにわとりの卵ではなくカモの卵だったのだ。
卵からかえったカモはイプサクのことを「ママ」と思って成長していくのだが…
めんどりである主人公のイプサクが母親として強く生きていく姿を描いた小説です。
アニメ映画としても有名だそうで、2011年に公開されているみたいですね‼私は本を読んでいては終わりが見えなかったので、先に映画から見ることにしました。

子ども向けの内容かと思いきや、子どもを授かること、養子として育てる・育てられるということ、夢をもつこと、自分の置かれた困難な状況にいかにして立ち向かうかということ…深い内容がギュッと詰まった物語でした。
1時間半の映画なのでサッと見ることができます。とっても有名なようなので、ぜひ、一度見てみてください^^

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